琵琶湖らいだぁ
 
賞見期限ギリギリのブログ。お早めに。
 



祇園祭

祇園祭(山鉾巡行)を見てきた。
出発地点である四条烏丸から見るのは、時間が早すぎたため終着点の新町御池から見ることに。






二条駅で乗り換えて烏丸御池で下りた。駅は祇園祭に行くであろう人達で溢れていた。
新町御池には11:30分頃、先頭の鉾が到着予定なので1時間ほど前には陣取れるように行ったのだけれど、駅からその地点へ行くまでにもすごい人の数で、さらに新町御池の交差点は辻回し(山鉾の90度旋回)が見られる場所なので、特に混みようは凄かった。
(それでも前日の宵山に比べたらだいぶマシかと。あの混みようは狂気の沙汰ですぞ…)

道路に面した所は有料観覧席となっていたので、できるだけ交差点が見やすい場所に移動して待機。
それほど晴れている訳でもなかったが、風が全然吹いてなくてすんごい暑かった。

しばらくしてると車両が通行止めにされ、遠くからお囃子が聞こえてきて、先頭の長刀鉾が姿をあらわした。

生では初めて鉾を見たけれど、その大きさ、っていうか高さに圧倒された。
ビルの谷間を進んでくる姿はまさに異物。しかも前進するたびに長すぎる鉾が揺れに揺れて怖ぇ。

交差点の手前に来ると鉾は停止し、稚児が鉾から担ぎ下ろされると観客の間から拍手が上がった。
そしていよいよ方向転換するために辻回しが行われる。
車輪の下に青竹を敷き詰めてそれを水で濡らし、鉾に乗った4人の音頭取りの扇子にあわせて数十人の曳き手によって一斉に引っ張られ、鉾が向きを変える。
音頭取りが大きな声を出し、手にもった扇子でその名の通り音頭を取っていた、その姿がすんげーカッケェー!
すんごいメキメキと軋む音が鳴っていた。青竹が軋んでいるのかとおもったら鉾自体が軋んでいる音らしい。ヤベェんじゃねぇの!
長刀鉾は計3回で向きを変え、ビルの谷間へと消えていった。辻回しにおいて、向きを変えるために引っ張る回数が少ないほど、アツイらしい。
ハンドルつけりゃいいんじゃねぇの、なんて無粋な突っ込みはNO Futureだぜ。

次に来たのは蟷螂山。文字通り、屋根の上にカマキリが乗っている山。
「子供たちも喜びそうな楽しい趣向だ」
と解説が載っていたが、この僕も喜ばないわけにはいかない。
羽を動かし、媚びるようにカマを振る姿にそそられる。
山は鉾に比べると小さく、音もなく方向転換をしていた。

その後も山鉾がどんどん続き、交差点で曲がり、それぞれの山鉾町に帰っていった。
途中、辻回しで鉾(鶏鉾だったかな…)が一気に向きを変えた時は、お囃子がアップテンポになって祭りっぽいアツイ演出が。観客からもどよめきと拍手があがっていた。

くじ改めによって山鉾の巡行順は決められているが、途中、いくつかその順番が違っていた。
そのせい(おかげ?)で最後を飾るはずだった南観音山の後ろに北観音山がストーキングしており、ちゃっかりトリをかっさらい、惜しみない拍手も一身に受けていた。哀れあばれ観音。

山鉾は全部で32基あり、全部を見るのはそれなりに時間がかかる。またこの日は暑かったせいか(日曜で人も多かった)途中で帰る人も沢山いて、最後は結構前の方で見れた。
帰りの駅に向かう途中には、いくつかの山鉾町で山鉾がばらされている様子も見ることが出来て、初祇園祭は満足できるものだった。












7月17日(日) | トラックバック(0) | コメント(2) | 徒然なるままに。 | 管理

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コメント

最高の人出!?

酷暑で人が多いの中、お疲れ様っす!
初祇園祭、楽しめたみたいで良かったね~♪
ま、人ごみ嫌いの寿太郎さんが再び行くかどうかは置いといて★

大津も同じよ~な鉾曳く祭なかったっけ?


 by でこぽんのでこ | 7月19日(火)

とりあえず

一回生で見ておくことが男のたった一つの勲章だと思ったので。

大津でもあったっけ…!?
あっても規模が小さいんだろ~な~


 by 寿太郎 | 7月19日(火)


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