折り合いを。 |
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| 北海道の知床が世界遺産へ登録されたらしい。 テレビとかほとんど見てない生活なんで情報遅れる遅れる…
世界自然遺産なんて、世界から認められたことになり素敵やん。 うっひょ~、一回見に行きてぇなー! とにかくお目出でぇやてやんでぃ。
くらいにしか思ってなかったけど、この前番組で、知床の世界遺産登録についての問題とか見て、めでたいだけじゃないんだな~って思った。 海洋生物の保護と漁業のせめぎあいが焦点だとか。
知床の海はスケトウダラの漁が盛んで、自然遺産に登録されると自然保護、海洋生物の保護が前提なので漁が規制されてしまう。自然保護と漁業、そこに住む人達の生業の両立ってのが難しいと。 自然を保護したいあまり、住人を守れないとか本末転倒ですな。
同じくサケの保護をするために治山ダムを撤去しろと。ダムのせいでサケの産卵床が確保できないとか、ダムには一応魚道を設けてあるが機能していないとか。 これもサケを守るために住人にとって不必要ではない治水ダムを壊さなくてはならないっていうのはちょっと強引じゃないかと。
そのテレビ番組でコメンテイターが 「(ダムがあったり漁業されていたり)なんでもかんでも世界遺産に登録していては、世界遺産のレベルが下がっていく」(知床が登録される前) みたいな事言ってたけど、それなら世界遺産にランク付けしたらいいじゃないとか思ってみたり。 1級2級とかね。 そんな簡単な問題じゃないかー。
自然遺産登録決定による祝福ムードの陰には、登録を歓迎しない人達がいることを思うと素直には喜べないなーって思ってみたりしたりして。
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7月14日(木) | トラックバック(0) | コメント(0) | 徒然なるままに。 | 管理
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